病気の種類に応じて、できる限り時間をかけて、わかりやすく説明をしています。また、当院で作成したパンフレット等をお渡しし、さらにご理解頂けるように心配りをしております。また、より詳しいことをお聞きするために、問診票に詳しくご記入頂いています。
漢方薬を処方するにあたっては、西洋医学とは少し異なる、その人の体質をみる診察をします。証をみる、といい、問診、舌診、脈疹、腹診をします。
普通の皮膚科では、舌をみたり、脈を診たり、おなかを触ったりしませんが、これらの診察をすることによって色々な情報が得られ、その方のそのときの状態をよく把握できます。
必要に応じてパッチテストや血液検査、皮膚組織検査などで、病気の原因を調べ、根本的な治療に結び付けております。
病気の基本をご理解いただき、正しいスキンケア法や生活の指導を行うことから治療が始まります。
通常の内服療法や外用療法の他に、保険適応の漢方での治療、紫外線療法(NBUVB,)、凍結療法、点滴、手術などの治療も取り入れています。
自費の治療として、巻き爪のVHO法、美容皮膚科、サプリメントでの栄養療法、そのほかを行なっております。
病気の種類によっては、入院治療が必要な場合もあります。 また、皮膚の症状から内臓の病気がみつかることもあります。その場合、必要に応じて、適した診療機関ご紹介をしております。
皮膚疾患は多岐にわたり、また、いろいろな内科的疾患が皮膚に現れます。皮膚科専門医の中でも、特に得意な専門分野というのがあります。状況に応じて、適切なところをご紹介してます。
鍼灸院、2階の漢方内科のクリニックも含めて、それぞれの方にとって、一番よい治療を提供できるよう、取り組んでいきたいと思っています。